独自ドメインのメールをGmailに読み込む方法

Webサイトを作成すると独自ドメインのメール(info@○○○.comなど)が作成できるので、そのメールを受信する設定が必要になります。

パソコンだったらWindowsメール、MacだったらMacのメールアプリ、iPhoneだったらiPhoneのメールアプリなど、みなさんお使いのメールソフトで受信することができます。

ただ中には、Gmailしか使っていない方、慣れているからGmailで受信がしたい方などもいらっしゃいます。

Gmailでも独自ドメインのメールを受信することができますよー!
さらに返信する時は、こちらの送信元メールアドレスも独自ドメインのメールとして送れます。

設定に必要な情報を準備する

受信する設定にはメールサーバー情報やパスワードなどが必要になります。
お客様で契約している方が多いレンタルサーバーの「エックスサーバー」と「ロリポップ」で説明しますね。

エックスサーバーのメール設定情報

レンタルサーバーで「エックスサーバー 」を契約している方は、以下を準備ください。

受信メール(POP)サーバーsv○○○○.xserver.jp
送信メール(SMTP)サーバーsv○○○○.xserver.jp
ユーザー名(アカウント名)設定したメールアドレス
パスワード設定したパスワード
ポート番号(POP)995
ポート番号(SMTP)465

受信・送信サーバー(sv○○○○.xserver.jp)は、エックスサーバーの「サーバーパネル」→「メールアカウント設定」→「メールソフト設定」から確認できます。

ユーザー名は今回Gmailで受信するメールアドレスになります。

パスワードは、メールアドレスを作成した時に自分で設定したものになります。
もしわからなければ、メールアドレスを作成したWeb担当者に聞くか、新しいパスワードを再設定します。

もしメールアドレスを作成してなかったら?

エックスサーバーでは自分で独自ドメインのメールアドレスを作成する必要があります。
(私がWebサイトを制作する時はご希望あれば一緒にメールアドレスも作成してます。)

もしまだ独自ドメインメールアドレスを作っていなかったら、まずメールアドレスを作成してください。

エックスサーバーの「サーバーコントロールパネル」→「メールアカウント設定」→「メールアカウント追加」からメールアドレスを作成してください。

参考:エックスサーバー メールアカウント追加

ロリポップのメール設定情報

レンタルサーバーで「ロリポップ」を契約している方は、以下を準備ください。

メールサーバー(POP)例)pop3.lolipop.jp
メールサーバー(SMTP)例)smtp.lolipop.jp
ユーザー名(アカウント名)設定したメールアドレス
パスワード設定したパスワード
ポート番号(POP)995
ポート番号(SMTP)465

メールサーバーの情報は、ロリポップのユーザー専用ページ内→「メール設定/ロリポップ!webメーラー」→「メール設定」から確認できます。

ユーザー名は今回Gmailで受信するメールアドレスになります。
ロリポップでは、info@○○○.comなど「info@」のメールアドレスが自動で作成されています。
ロリポップのユーザー専用ページ内→「メール設定/ロリポップ!webメーラー」→「メール設定」からメールアドレスやパスワードも確認できます。
※パスワードは初期設定の場合、脆弱な可能性があるので、強固なパスワードに再設定するのをおすすめします。
参考:独自ドメインメールのパスワードを見直そう

Gmailの設定をする

メール設定に必要な情報が準備できたらいよいよGmailの設定です。
設定はパソコンからGmailにアクセスして設定してくださいね。

独自ドメインメールをGmailに読み込む

Gmailの画面が開いたら右上の歯車マークをクリックします。

歯車マークを押すと表示される「設定」をクリックしてください。

設定画面が表示されるので、「アカウントとインポート」をクリックして、「他のアカウントでメールを確認」のところにある「メールアカウントを追加する」をクリックします。

追加するメールアドレスを入力します。(info@○○○.comなど)
「次へ」をクリックして進みます。

下記の画面では、「他のアカウントからメールを読み込む(POP3)」を選択して次へ進みます。

最初に準備したメール設定情報の内容を入れます。

ユーザー名:設定するメールアドレス(info@○○○.comなど)
パスワード:設定したパスワード
POPサーバー:sv○○○○.xserver.jp、pop3.lolipop.jpなど
ポート:995

「取得したメッセージのコピーをサーバーに残す」は、チェックを入れるとGmailに入ってきたメールは、そのままレンタルサーバーの中に残ります。
他のメールソフトでもメールを読み込みたい場合など、メールを消したくない場合はチェックを入れてください。

「メールの取得にセキュリティで保護された接続(SSL)を使用する。」は、必ずチェック入れてください。

設定が完了したら「アカウント追加」をクリックします。

これで受信設定が完了しました。
今度は独自ドメインのメールアドレスで送信できるようにする設定をします。

独自ドメインメールでGmailからメールを送る

メールアカウント追加完了画面で「はい。info@○○○.comとしてメールを送信できるようにします。」にチェックをして「次へ」をクリックします。

送信した相手に表示される名前とメールアドレスを設定します。
メールアドレスは今回設定する独自ドメインのメールアドレスです。
「エイリアスとして扱います。」のチェックは外します。※Gmailとは別のアカウントとして扱うため。
入力したら「次のステップ」をクリックします。

最初に準備したメール設定情報の内容を入れます。

SMTPサーバー:sv○○○○.xserver.jp、smtp.lolipop.jpなど
ポート:465
ユーザー名:設定するメールアドレス(info@○○○.comなど)
パスワード:設定したパスワード
「SSLを使用したセキュリティで保護された接続」に必ずチェックを入れます。
入力したら「アカウントを追加」をクリックします。

設定したメールアドレスに確認コードのメールが届くので確認します。
以下の画面は閉じずに、そのまま開いて起きます。

届いたメールの中に長いURLが記載されてますので、それをクリックします。

※もしメールがすぐに届かない場合は、Gmail右上の歯車マークから「設定」→「アカウントとインポート」→「他のアカウントでメールを確認」のところにある、「メールを今すぐ確認する」をクリックしてください。

確認メール内のURLをクリックすると、以下の画面が表示されますので、「確認」をクリックします。

これで送信する時に独自ドメインのメールを使用することができます。

※もしリンクをクリックしても上記画面にならない場合は、メール内にある確認コードを、先ほど開いていた黄色い背景の画面に入力してください。

独自ドメインメールをデフォルトで送信したい場合は

最初の設定では、gmailアドレスがデフォルトのアドレスになっていますので、もし独自ドメインのアドレスをメインに使いたい場合は、デフォルトに設定してください。
Gmail右上の歯車マークから「設定」→「アカウントとインポート」→「名前」のところで、「デフォルトに設定」をクリックします。

もし受信タイムラグで困っている場合は

Gmailに独自ドメインを読み込むと、タイムラグが発生してすぐに受信されない時があります。
あまりに頻繁で困っている場合は、レンタルサーバーでメールを転送する方法があります。
以下の記事を参考にどうぞ!

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